Ho博士の活躍
当研究室にて博士号を取得し,現在,東京工業大学にて助教をしているHo quang Bach博士が『サービス・ドミナント・ロジックの核心』という書籍の第11章を執筆しました.
ホークァンバック「第11章:S-Dロジック思考のWell-Being」,井上崇通編著(2021)『サービス・ドミナント・ロジックの核心』,同文館出版,pp.160-174.
変革的サービス研究(Transformative service research: TSR)としてウェルビーイングが扱われるようになってから久しいですが,11章では改めて,SDLとTSRの関係について考える軸を与えてくれています.
ウェルビーイングはプロセスとアウトプットを分けて議論することが重要だという鋭い指摘とともに,SDLの中核概念である2つの資源概念がどのようにそのウェルビーイング形成に関わっているのかを,「目的ー資源」フレームワークとして整理しているところが示唆に富むところです.
本研究室で研究したいと考えている学生さんは一度手に取って読まれるとよろしいでしょう.
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